自撮り76
深夜の部屋に残るのは、暖かい黄色のスタンドライトだけ。彼女は76番の制服を着て、襟元を少し開け、帽子のつばを低く下げ、カメラの前にいる視線はどこかよそよそしく、盗撮されているような緊張感を帯びている。指先が軽くシャッターを押し、フラッシュが肌を横切り、鎖骨と胸元の柔らかな曲線を浮かび上がらせる。制服と素肌の衝突、抑制されたポーズと秘められた誘惑が交錯し、極めてプライベートな都市女性エージェントの自画像を構成している。光と影、息遣い、そして制服の細かな皺が、沈黙の中で秘められた欲望を語っている。
白銀81







