NO.341 『キャビネット』
薄暗い木製の衣柜の中で、微かな光が隙間から少女の体に降り注いでいる。彼女は半分ほど解かれたクラシックなシャツを着ており、襟元が緩み、肩紐が滑り落ち、視線には覗かれることへの驚愕と秘められた鼓動が混じっている。狭い空間が身体の曲線をきつく包み込み、呼吸のたびに布地と肌の擦れる音が聞こえてきそうなほどだ。全体の画面に、抑圧的でありながら艶めかしい禁忌の雰囲気が漂い、閉ざされた環境の中での少女の脆弱さ、敏感さ、そして秘められた誘惑を余すところなく描き出している。
蠢沫沫







